図面等からの拾い出しが終わったら、いよいよ塗装箇所とそれぞれの数量を見積り書にまとめていきます。
先ずは、塗装する壁や屋根、天井と言った、下地や形状別の項目を記入します。壁塗装一式(付帯塗装含む)等の内容で見積りされる業者が有るようですが、
下地によって塗装する材料が違いますので、項目分けは、なるべく細かくすることが大切です。
それぞれの項目に下地に合った塗装仕様を組んでいきます。
塗り替えの際、何でも、ピカピカに塗れば良いと云うものでもなく、高級感や下地・家の造りに合わせた、艶の出し方も重要なポイントになります。
例えば、和風住宅の壁は、艶消し仕上げにするとか…
同じ色を使用しても、仕上がった時の見た目が全然違います。
塗装仕様に続き積算した数量を入れて、施工単価を掛け、まとめ、諸経費を足せば見積書の完成です。
お客様には、見積書に使用する塗料のカタログを添付して提出するはこびとなります。
専門的な名称も中には有りますが、分からない事があったら、どんな事だろうと、担当者にお聞き下さい。
しっかりと分かりやすく、丁寧に対応してくれるはずです。
どんなに良い仕事をしても、そういった事がちょっとでも有ると、なんかスッキリしないものです。
しっかりとしたご説明をして、お客様に納得して頂く事も、見積書をお渡しする時のポイントになります。